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給油について

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今回はだいぶ初心者の方向けの内容となってしまいますが、免許を取り立ての時はとまどってしまうことの多い、給油についてまとめてみました。

もくじ

給油の時機

レンタカーの場合は、基本的には返却の直前に給油を行う、いわゆる「満タン返し」がルールとなっているところが多いです。

それ以外、マイカーやカーシェアのクルマの場合にはタイミングは人によってまちまちですが、半分以下になったら給油した方が安心でしょうか。

その他、軽自動車などのあまりガソリンタンクの容量が多くないクルマは特にそうなのですが、高速道路を走る前には、ガソリン残量に余裕を持っておいた方が安心です。
道路交通法第75条の10では、高速道路を走行しようとするドライバーに対し、「途中でガス欠等のため走行できなく」ならないための措置を講ずる義務が書かれています。

なお、給油警告灯が点灯しても、まだ10kmから、車種によっては100km程度は走行できます。
給油警告灯が点灯した場合、できる限りすみやかに給油した方が良いのはもちろんですが、だからといって冷静さを欠くことはせず、落ち着いて運転を継続しましょう。
点灯した瞬間にクルマが止まる、なんてことはよほど古いクルマ等でなければ基本的にはないので、決して、焦ってながらスマホでガソリンスタンドを検索して、そのまま追突事故を起こす、なんてことのないようにしてくださいね!

給油の手順

  1. セルフスタンドに入る際は、あらかじめ給油口の左右を確認し、給油しやすいところへ停める
    • 最近の多くの車種では、燃料計のマークの横の三角印の向きで左右がわかります。
  2. Pレンジ(MT車はニュートラル)、サイドブレーキ、ライト消灯、エンジン停止
  3. 給油口を開ける
    • 多くの国産車では、ハンドルの右下や、ドライバーの右下の床などに、フタを開けるレバーがあります。見つけられなければ、ドアを開けて明るく広い状態で探すと見つけやすいです。
    • Honda車や外国車の場合、給油口のフタを押したり引いたり開閉するタイプのものもあります。このタイプの場合、ドアロックを解除してからフタを操作する必要があります。
    • 軽自動車ではないトラックの場合、燃料タンクのフタを開けるのにキーが必要な車種が多いので、店員さんにキーを渡しましょう(セルフスタンドなら、キーを持って降りましょう)。
  4. 店員さん(セルフスタンドの場合はタッチパネル等)に、油種と給油量(わからなければ「満タン」)、支払い方法(クレジットカードか現金か)を伝える/入力する
    • 油種について、一般的な乗用車はレギュラーガソリンですが、一部のスポーツカーや外国車は、ハイオクガソリンを使用する場合があります。
    • 軽自動車ではないトラックのほとんどや、バンの一部は、ガソリンではなく軽油が必要です。
    • 油種を間違えると、クルマが故障し、走れなくなります。くれぐれも間違えないようにしましょう。
      • レンタカーの場合は、給油口付近に書いてある場合が多いので、わからなければ憶測で給油を進めず、まず確認しましょう
      • また、車検証を見れば、軽油の場合は「軽油」とあるのでわかります。レギュラーガソリンかハイオクガソリンかは残念ながらわかりません。
  5. 車に不慣れな同乗者がいる場合など、におい防止のため必要に応じて窓を閉める
  6. 給油してもらう/する
  7. クレジットカードの場合はサインする(セルフスタンドならレシートを受け取るだけ)/現金の場合は支払いをする
  8. 必ず給油口のフタを閉め(てもらっ)たのを確認してから、エンジンをかける

以上が基本的な流れです。
特に重要なのは給油中のエンジン停止です。
火災防止のため、絶対に守ってください!
(キーを抜きさしする車種の場合、抜いてしまうのが確実です。)

慣れてくると、セルフスタンドの給油も楽しくなってきます。
ぜひこの記事を参考にイメージトレーニングをし、実際の給油に挑んでみてください。
お読みいただきありがとうございました。

イラスト: 「いらすとや」さま